ペイジ・二コルソン / メインストファービー滞在期間:2024.12.04-2025.01.28 |
レジデンス・プラン
AIR 3331での滞在中は、アートワークの新しい取り組みを行い、実践的に拡張していく予定です。滞在初週には、コラージュに使用する素材を集めることから始めます。地元で手に入る再利用可能な包装紙、ステッカー、雑誌などを使い、すでに手元にある素材と組み合わせて新しい作品を作りたいと考えています。また、カメラを使ってその過程を記録し、印刷し、素材をさらに多く取り入れる選択肢を得るとともに、建物や発見したもの、または単に目を引いたものを取り入れて、それらをコラージュに使いたいと思っています。その後、プロセスの第二段階として、意味のあるコラージュを作成します。第三段階は、これらのコラージュを準備した木の板に絵画として描き、展示する予定です。この部分が最も時間を要する作業で、各層を個別に塗ることで、コラージュのアイデアを絵画に転換していきます。また、ワークショップを行い、私がどのようにして絵画のための出発点となるコラージュを作成するのかを伝えたいと思います。
アーティスト・プロフィール
ローマ字表記:Paige Nicholson / mainstfurby
主な活動地域:ブリスベン、オーストラリア
使用メディウム:コラージュ、アクリル画、木製パネル
ペイジ・ニコルソン(メインストファービー)は、コラージュを主体として、それを絵画を通じてどのように変容させるかを探求するアーティストです。彼女は、包装紙や雑誌などの再利用素材を使ってコラージュを作成し、そのコラージュを木の板に手描きで絵画として表現するという独自の技法を用いています。コラージュの各要素を個別に塗り重ねることによって、コラージュの概念が絵画に転換されます。ペイジ・ニコルソンは、絵画とコラージュの言語を通じ、個人的かつ普遍的なテーマについて深く知るために、象徴やメタファーを活用しています。