クリスティアナ・ライキ滞在期間:2023.01.10-2023.03.06 |
"アネット" (2021)、スケッチ
レジデンス・プラン
AIR 3331滞在中、神話・伝説に登場する蛇をモチーフとしたプロジェクトを行う予定です。このプロジェクトはシャルル・ボードレールの「美への賛歌」といった美学をテーマとした作品を再認識するアプローチとして、遠い過去との絆、日本のお姫様、女神、悪魔などのイメージに着目します。 今回は横須賀功光氏、星野小麿氏の作品にインスパイアされ、ポラロイドに限らず、デジタル一眼レフカメラ・フィルムカメラも使用します。ブレ・ボケ・多重露光写真を採用することで、今までのやり方から大きく踏み出したいと思っています。自分の「古典作品」への解釈を通して、写真に自由な感覚を込めたいと考えています。
アーティスト・プロフィール
ローマ字表記:CHRISTIANA RÁIKI
1) 2020年卒 The School of Modern Photography「Photoplay」(モスクワ、ロシア)
2) 2020年 「Strelitzia, Iris et Mademoiselle Wong」Oeillets et Louise、ポラロイドプロジェクト (東京)
3) 2022年「人魚」、ポラロイドプロジェクト (モスクワ、ロシア)
主な活動地域:モスクワ、ロシア / 東京、日本
使用メディウム:写真
クリスティアナ・ライキは、レトロ感のある独特な風合いに仕上がるポラロイドカメラで、女性のポートレートを作成し、(自身の)美意識の映像化の方法、美術における「女性」という役割とフェミニズム、ジェンダーとセクシュアリティとの関係について考察し表現しています。自分の「女性」という美意識を表現し、新しい「色」に染め、いつの日か現代社会における「女性」の定型的なイメージが少しでも変わることを願いながら、芸術作品や映画を基にした「物語」を作成しています。