Banknote nest（2018）

レジデンス・プラン

もともと個展という発表の形を自分に合うようにイノベーションしたいという思いがあり、今回のレジデンスでは、アトリエの様子をWEB上で公開する。SNS等の発信を通じて、どれだけのことが可能か。考察を重ねながら今後の新しい形への実験の場としたい。

アーティスト・プロフィール
ローマ字表記：Kumiko Ogi

1) 武蔵野美術大学造形学部油絵科卒
2) 2013年〜2018年 池之端 storefrontにて個展
3) 2019年 第14回 TAGBOTAWARD 入選

主な活動地域：東京・神奈川
使用メディウム：新聞紙、紙幣などを使用した絵画、コラージュ、半立体、インスタレーション

私の作品は、古い新聞や使われなくなった紙幣などをちぎって再構成している。時の流れやインフレ等で貨幣の価値が大きく変化することに興味があり、経済中心の世の中で揺らぐものと普遍的なもの、その２つの関連を表現したいと思っている。紙幣をちぎるときの心の圧迫感が物語るもの。それでも、紙幣も古新聞も和紙もフラットなものとして扱うこと。意味や文字が解体されることともう一度形を与えること。そして人々が何を最も大切な核とするか、そのメタファーとなり得る作品を作りたい。
アーティストウェブサイト: https://k-ogi1.wixsite.com/website

*本レジデンスはNOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO とAIR 3331によるコラボレーション企画です。