ジュリア・ガノティス滞在期間:2020.02.04-2020.03.02 |
ローマ字表記:Julia Ganotis
レジデンス・プラン
プラスチックごみは私たちのグローバル化した社会によって生み出されたもので、私たちが何者で、どのようにして生活しているか明らかにするものである。廃棄された素材や物体は、私の創造性を養い、推進する現代の化石である。私は、現実を超えた存在が作り出した小さくていびつな拾得物が、観る者の好奇心を掻き立てる魔法の戸棚を作るために、集めた物やその記録を使用する。観る者の受け入れ方次第で、彼らの常識を足元から崩し、新しい世界に心を魅了させる。
アーティスト・プロフィール
1) 2015年 Galerie 3F (パリ・フランス)
2) 2016年 The ArtBox Project (マイアミ・アメリカ)
3) 2017年 視覚文化及び現代美術学 修士課程修了 アールト大学MA (ヘルシンキ・フィンランド)
主な活動地域:ブリュッセル・ベルギー
使用メディウム:ミクストメディア
死、孤独、些細だけど逃れられない私たちの時間的側面、日常の中の詩情、存在の不条理の中のほろ苦さ、無用の内にある美、私たちの卑劣な本性。ジュリア・ガノティスは自身の作品に、これらすべての主題を包含し結びつけようと試みている。彼女の作品の中で、マイクロコスモスが創造され、超現実的な存在と共に私たちに向き合わせる。観る者の受け入れ方次第で、想像力は慣習を解き放ち、やがて取り払う。