アーティスト・イン・レジデンスプログラム「AIR 3331」継続のご案内と利用者募集のお知らせ
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参加アーティスト

卓 卉芹 (たく  きせり)

卓 卉芹 (たく きせり)

滞在期間:2019.06.04-2019.07.29

卓 卉芹 (たく  きせり)

ローマ字表記:Cho, Hui-Chin

レジデンス・プラン
AIR 3331を通じて、私は台湾生まれの背景とヨーロッパにてファインアートを学んだ経験をもとに、日本でのアニメや漫画を取り巻くサブカルチャー的な文化を研究する予定です。
日本のマンガ文化については、幼少期の身近に触れる機会が多々あったので、「マンガのような人物(キャラクターを想起させる)」についてのリサーチをしたいと思っています。私の作品の主な主題は、絵、写真、コラージュという複数の手法を用い、多面的な方法で描かれる「空間や図解」と関係しつつ作成に望みます。

アーティスト・プロフィール
⑴ 2019年-2021年、英国Royal College of Artにてペインティング修士号
(2) 2018年、個展:「An unlikely assortment of conformity」Galerie Joseph Turenne (パリ)
(3) 2018年、CASS ARTペインティング賞を受賞

主な活動地域:UK・ロンドン
使用メディウム:ペインティング、立体、コラージュ、インスタレーション

私は台湾で育ち、現在、私はロンドンを拠点として制作活動を行なっています。
台湾の美術と日本のアニメ・マンガ文化の影響を強く受け、今の自分の作品を形成する様々な美術環境の中で、イマジネーションを膨らませて来ました。自分の生活を取り巻く様々なモチーフは自身の制作のモチーフの基盤となっています。その中でも、ヴィンテージ(高級品)とされるアンティークレザーのような動物の剥製などは過去に人類によって犠牲にされ、生と死の間の存在となる生き物として象徴されています。私は相反する現象、すなわち人類が進歩する中で、脅迫的な観念での動物の犠牲といった、避けられない関係について研究しています。また、私の作品は様々な美術的な手法を用いる中で、実験的な分析や、制作の過程で起こる第三者的な欲望、フェチズム、サディズム、葛藤、強迫観念について明らかにするといったテーマがあります。

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