スカーレット・ヤン滞在期間:2019.05.22-2019.07.15 |
ローマ字表記:Scarlett Yang
レジデンス・プラン
私は現代の日本文化の中で、相互に影響を受けたヨーロッパ/アメリカ/東アジアの視覚的要素を解きほぐし、その視覚表現を探りながら、実際に手で触れているかのようなイメージを組み立てる研究、作品制作をしています。例えば、視覚および触覚的な主題を分類し、ある仮想キャラクター上の物語の中で、物理的に身につけられる媒体は何なのであろうかといったものです。
滞在期間を通して、秋葉原、池袋、中野などのアニメショップで実地リサーチを行い、 日本独自のゲームセンター、オンライン上での他人とのコミュニケーション、3Dモデリングなどのデジタル機器などもリサーチ対象としています。
アーティスト・プロフィール
⑴ 2019年、「ANATOMICUM OF MATERIALS」360ヴァーチュアル展, Google Map路上風景
(2) 2019年、セントラル・セント・マーチンズ BA Fashion Design Womenswear卒 (UK・ロンドン)
(3) 2018年、「鶴亀Tsuru Kame」 日本舞踊パフォーマンス、 Cecil Sharp House (UK・ロンドン)
主な活動地域:UK・ロンドン、中国・香港
使用メディウム:彫刻、ファッション、デジタルアート、パフォーマンスアート
私はロンドンを拠点として「人間の触覚を基点」とした作品制作を行なっています。立体作品・コンピュータを介在的な媒体として、形状、質感と物のムーヴメントで、時に官能的な作品を制作しています。また、ファッションや舞踏・演劇を学んだ経緯から、「人体」をテーマに焦点を当て、哲学的な側面と人間の感情や身体についても研究しています。視覚芸術と運動力学を統合するテーマでの作品も制作しています。