アリソン・カーペンター=ヒューズ滞在期間:2019.04.02-2019.05.27 |
ローマ字表記:Alison Carpenter-Hughes
レジデンスプラン
AIR 3331のレジデンスは、特にテキスタイルという形態における、伝統的かつ新しい創造的実践を模索する機会である。 私は現在、二次元と三次元のはざまに存在する芸術形式として機械刺繍を使用している。リソースとプロセスを用いた実験的アプローチを採用することにより、私は次のことを研究したい。つまり、その環境、その土地、それ以外で見つかる新しい技術や素材の相乗効果が、私の作品へ他の語り口や特徴を加えるために、どのように変換され、用いられるのかについてである。
アーティストプロフィール
⑴ 2019年、サーチギャラリー 「Cash is King 2: The Art of the Defaced Banknote Exhibition and Book(現金が最強だ2:磨り減った紙幣の芸術展および書籍)」
⑵ 2018年、第29回レスター展、アッテンボロー賞受賞
⑶ 2018年、イギリス、レスター、StudionAme、Toru Namekawa (International) Residency参加/個展
主な活動地域:イギリス、レスター
使用メディウム:フリーモーション刺繍(free motion embroidery)、ドローイング、アクリル絵の具、その他ミクスト・メディア
私はミクスト・メディアを使用するアーティストで、近年はフリーモーション刺繍(free motion embroidery)に力を入れており、「ドローイング」や「ペインティング」の道具としてのミシンを探求している。インスタレーションやアニメーションを含み、全面や部分的な形の縫製で主に創作しているが、ゆるみのある糸を残しながら時間の経過を強調している。それぞれの作品は主題の断片だけを明らかにしており、私の作品には多少の曖昧さがある。ゆるい織り糸は、未完成、不完全、非永続性といった感覚を増幅させる。
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▼今回のプロジェクトでは、「蛇の目ミシン工業株式会社」よりの協賛を受けています
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▼今回のプロジェクトはstudionAme Leicester C.i.C主催の交換プログラムの一環として実施されています。
◆studionAme Leicester C.i.Cについて
「studionAme Leicester C.i.Cは、芸術の制作とその創作力が人々の向上的生活の中心であり、それゆえに地域振興の中心としであると考えています。
芸術は、創造的思考と表現を生み出すことにより人々を解放する力を持っています。言語または権利によって遮断するべきではありません。
都市の中で置き去りにされた地区の脱工業化時代の建物を引き継ぐ芸術家として、共働することと生きることの新しい種を蒔くことが私たちに委ねられています。もはや機能の失われた古いモデルに頼る必要はなく、真に包括的な経済を共有し、創造的な言語とスキルを私たちの交流の手段として使っています。」
studionAmeディレクター
Steve & Yuka