アンドリュー・ストーン滞在期間:2019.03.01-2019.03.28 |
ローマ字表記:Andrew Stone
レジデンス・プラン
スケッチブックの中の日記やオリジナルの絵手紙から、現代のリアリティによって変貌し歴史的に形成された日々の生活の基本構造を、日々の雑用と物事をテーマにした作品「The Book of Days」として、木版画と水彩画をベースに制作する予定だ。東京で共に活動をする4人の木版画作家の一員として、それぞれが違う目的のプロジェクトを遂行しつつ同じ空間で作業するということは、私たちにとって非常に大きな刺激になるとともに、このレジデンスにとって偉大な歴史のひとつとなるであろう。
アーティスト・プロフィール
⑴ 2018年9月-10月、ハワイ、ホノルル、University of Hawaii/IMC、Juried Mokuhanga exhibit「Discipline and Sensibility」参加
⑵ 2016年、2017年、カナダ、ノバスコシア州パーズボロ/モントリオール、 Main & Station Nonesuch 、「Nonesuch Works on Paper Awards」ファイナリスト
⑶ 2016年、Miso di Riso、個展「Intrecci--10 Years of Mokuhanga in Italy」開催
主な活動地域:イタリア(フローレンス)、アメリカ(サンタクルーズ、カルフォルニア)
使用メディウム:木版画、錦絵、水彩木版画印刷
アンドリュー・ストーンは、アメリカの元ER(救急救命室)医師であり、現在はフルタイムの木版画家/画家である。アンドリューはルネサンス発祥の地に暮らし、この皮肉な現代に生きながら、過去の重さへと定期的に思いを巡らせている。彼の作品は通常具象的であるが、日常生活の抽象的なサブジェクト(主題)や擬人化されたオブジェクト(対象物)でさえも、たいていがベールに包まれた自画像であり、それは私たちが世界に暮らすための逸脱した面白い方法と、空間、生活、目的を計測するために使用する言葉へ焦点を合わせている。