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レキシー・ゼン滞在期間:2018.10.30-2018.11.26 |
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ローマ字表記:Rexy Tseng
レジデンスプラン
私はAIR 3331オープンコールプログラム参加中に、「技術による孤独と孤立」を主題としたインスタレーションを作成する予定だ。このプロジェクトは、「日本の使い捨て労働者:ネットカフェ難民」というネットカフェのセルに住む独身男性を捉える映像ドキュメンタリーに触発されている。東京ではモバイル機器、ネットカフェ、カプセルホテルが広く普及している点から、本プロジェクトが東京にに適していると考える。日本人は都会の孤独を、詩的で感慨深いものへ昇華していると感じ、台湾の首都・台北の現代の暮らしと関係づけられると考える。
アーティストプロフィール
⑴ 2018年、台湾、台北、国立文化芸術財団、芸術助成 受賞
⑵ 2018年、フランス、パリ、シテ・インターナショナル・デ・アーツ、アーティスト・イン・レジデンス
⑶ 2017年、イギリス、オックスフォード大学、MFA 中退
主な活動地域:台北、台北
使用メディウム:インスタレーション、絵画
レキシー・ゼン(1986生まれ)は、アーティスト兼ソフトウェア開発者である。彼の芸術は、現代の生活の中で見られる暗いユーモアと報われない欲望から生まれた。台湾の台北で生まれ育ち、13歳にアメリカに移住し、教育を進めた。彼は2009年にカーネギーメロン大学からBFAを取得。その後、2010年にUCLAの大学院プログラムに入学したが、2012年には正社員として就労した。その後2017年にイギリスのオックスフォード大学にMFAに入学。
※今回のAIR 3331オープンコールプログラム参加へは、国立文化芸術財団の支援を受けています。