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チャン・シュハオ滞在期間:2025.06.18-2025.07.15 |
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レジデンス・プラン
私は書道・絵画・篆刻の創作者として、哲学と美学を芸術表現の中で融合させようと試みています。書と篆刻という文字芸術の変換を通じて、篆刻の内容における多様な形式で哲学的精神を表現しようと努めています。今回、レジデンスプログラムに参加する目的として、その環境や資源を活用して自身の創作思考を刺激し、書道・絵画・篆刻という伝統的な芸術を現代の文脈と接続し、国際的な視野で表現を展開することです。そこから独自のスタイルを確立し、作品発表を通じて自身の芸術思想を社会と共有し、芸術の持つポジティブなエネルギーが人々の心の癒しや精神的な支えとなることを願っています。
アーティスト・プロフィール
1) 個展「党幻曦」、苗栗市芸術文化センター、2024年
2) 第1回リリカップ全国書道大会篆刻部門受賞、2024年
3) 華梵大学美術文化創意学科修士課程修了、新北市(台湾)、2021年
主な活動地域:台北(台湾)
使用メディウム:篆刻(てんこく)、書道絵画、水墨版画
ローマ字表記:Shu-hao Chang
チャン・シュハオ、表字(称号)はジュウ・チュエン。「竹雲書屋」代表。1967年、台北市生まれ。幼少期から書道と篆刻(てんこく)芸術の習得に親しむ。2008年にはイギリスに留学し、ウォーリック大学でエンジニアビジネスマネジメント専攻の修士号を取得。華梵大学の美術文化創意学科の修士課程(一般生)に入学。2021年、優秀な成績で修了し、学業優秀賞を受賞。華梵大学在学中には、『道徳経』の「大成若缺(大いなるものは欠けているように見える)」という章句をテーマにした篆刻作品の研究論文を発表。この期間には、西洋絵画、古典水墨画、複合メディア、文創作品など、現代美術の手法にも挑戦し、書道と篆刻芸術の創作表現を幅広く展開した。