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参加アーティスト

サナ・アラカス

サナ・アラカス

滞在期間:2019.07.22-2019.08.19

サナ・アラカス

ローマ字表記:Sanae Arraqas

レジデンス・プラン
パリ地下鉄内から見える疎外化と他者との分離、特に人口増加に伴う変化に注目して作品を2016年9月から作り続けています。
今回のレジデンスでは人口密度の高さが世界有数の東京において、そこに住む人々のあり方をリサーチし、自らのプロジェクトの発展につなげたいと思っています。
私は日本に対して、混雑した地下鉄や通行人で埋め尽くされた渋谷のスクランブル交差点ですら洗練された社会組織という印象があります。
この強烈でコントロールされた文化や組織についての理解を深めるためには東京に滞在しながらの活動が必要だと強く感じました。

アーティスト・プロフィール
⑴ 2019年6月 個展: "The yellow line" Kulte gallery (ラバト)
⑵ 2018年 The Mahler Fine Art にてレジデンスプログラム(ローリー, USA)
⑶ 3) 2013年 National Fine Arts Institute卒 (テトゥアン)

主な活動地域:カサブランカ・モロッコ
使用メディウム:ドローイング、ペインティング、版画、彫刻、インスタレーション

サナ・アラカスは現在カサブランカの高校で教鞭をとりながらアーティストとしても活動中です。彼女は何よりもまず日々の生活の中で社会が持つ問題に積極的に関わろうとしています。
彼女は常に複雑化する状況や人間関係に強い興味を持ち、それらは彼女の余白を重視した作品からも伺う事が出来ます。
サナは彼女の繊細な感受性によって見える経済発展と建築物の関係性、そしてそれらに深く関わる人々を表現しようとしています。

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