マチルダ・マリア・ラスムッセン滞在期間:2017.04.26-2017.05.30 |
(Caption) Vera, 2015 / オーディオ・ビジュアル・ショートストーリーをwww.newreadings.dk に掲載/ 出版記念イベントと関連展示を、コペンハーゲンの Officin にて開催, 2015年 / with Hanna Bergman (SE)
レジデンス滞在中の計画
このプロジェクトでは、"ヒューマノイドの学習"を考察する手掛かりとして"記憶"を検証していきます。テーマに沿ってさまざまな文章をキュレーションし、ヒューマノイドと人間の記憶を主題とした"教科書"をレジデンスの成果として作成する予定です。
この"教科書"は、コミュニケーションを補完するものとして機能し、大抵の場合限られた知識・技能・認識をもつとされるヒューマノイドの文脈における歴史に対する尊敬やその生体物質性を表すことを目的としています。
経歴
・2016年、夏季講習、Criticism and Curation in Art & Designコース、ロイヤルカレッジ・オブ・アート
・2014年、スイス、Sasso Residency、VERA - An Audio Visual Short Story、www.newreadings.dk上にて発表
主な活動場所:デンマーク、コペンハーゲン
制作手法:プリント、インスタレーション、写真、イラストレーション
マチルダ・マリア・ラスムッセンはAll the Way to Paris(コペンハーゲン)のシニア・クリエイティブ・ディレクターです。出版と文化的な分野での活動を行っており、批評に対する考察やアートとデザインのキュレーションに着目しています。2015年にはスイスのSasso Residency滞在中に実験的なデジタルアートブック『New Readings』プロジェクトを始動。デンマーク・アーツ・ファウンデーションによる助成を受けて、この本はコペンハーゲンのOfficinにて出版記念イベントと展示を行い、トーキョー・アート・ブック・フェア15にて紹介されました。