ミッシェル・ベルジョルノ滞在期間:2016.06.25-2016.07.16 |
題名 "Immortal Souls"(翻訳タイトル:不死の魂)
滞在中の計画
ミッシェル・ベルジョルノは日本の'千人針'を参照した彫刻型インスタレーションを制作する。女性達が戦時下に日本を離れる際の兵士達にお守りとして縫った'千人針'は深い愛情より作られた帯の着用者が千人の女性達の愛と絆で守られると信じられていました。
シリーズで開催している裁縫ワークショップでは全ての年代層の日本人とオーストラリア人の女性達の裁縫に加え、オーストラリア人と日本人の歴史についての和解への話し合いがなされます。彼女の東京滞在中、ワークショップでは参加者を募集しております。
プロフィール
2015年、『この世とあの世』個展、Spot81 Gallery
2014年、『円相』個展、Mosman Art Gallery
2010年、ナショナルアートスクール・パリス・レジデンシー受賞者
2009年、シドニー、ナショナル・アートスクール、BAオイルペインティングコース
活動拠点:現在オーストラリア、シドニー、モスマンのヘッドランドパーク・アーティスト・プリシンクトにて活動中
使用メディア:油絵、マルチメディア
ミッシェル・ベルジョルノのアートワークは人間の多様な行動と文化の視覚的な調査です。彼女のアートワークは直接的な調査によって引き出されると同時に、文化的な習慣等のなごりや象徴、神話や他の文学作品などを参照しています。
彼女の最近の焦点は計り知れない日本の文化であり、40年前の東京への交換留学より始まったものでした。
近年の展示ではお茶会、葬儀、そして先祖から受け継いできたものへの尊崇の念等の日本の文化的主題を調査しています。