アレクサンドラ・ヤニーク滞在期間:2015.07.16-2015.08.12 |
「場所、冒険(探求)のための旅」成果発表展
出展作家:アレクサンドラ・ヤニーク、マグダレーナ・フラバート、マウゴジャータ・ヴァーリコウスカ (ポーランド)
日程:2015年8月8日(土)~11日(火)
時間:12時~19時
会場:アーツ千代田3331、B104
レセプション :8月8日(土)18時~20時
入場無料
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写真、インスタレーション、立体等の作品を通じて、芸術的な意味における「場所」の(再)構築をめざす試み。
空間に対するささやかな介入を通して「場所」のもつ意味、また「場所愛」という概念への考察を促す。
我々は常に、地理上のある特定の場所に位置している。
しかし、「どこ?」という疑問はもはや地形的な場所への言及ではない。
私たちは今日、様々な関係性、依存状態、相互関係のなかに置いて
「いかなる場所にも存在し得る」ということが、立証されている。
場所は至るところにあると言えよう。
プロフィール
ポーランドの南西ヴロツワフ市とオポーレ市に活動の拠点を置く写真家であるアレクサンドラ・ヤニークは、今レジデンスプログラムを同じくポーランド出身のマグダレーナ・フラバートと、マウゴジャータ・ヴァーリコウスカの共同での作品制作を行う。
「場所・人・物・物語・出来事・そして旅。私たちの表現する作品はこれらの主題とするものが存在します。作品制作を行う中で、私たちはそれらを時に劇的に変化を加えながら表現を続けていますが、理想とする生き方の根底には、俳諧師・向井去来の『故郷も今は仮寝や渡り鳥』の考えがあり、その考えを踏襲しようとしています」
今プログラムは、ヴロツワフ造形芸術大学 ユーゲニウス・ジェパート アカデミーとオポーレ大学からの助成を受けて実施される。