モエンズ・ヤコブセン滞在期間:2015.07.01-2015.07.28 |
左:「シーベルト/年、最小有効数字」Random Numbers/Mogens Jacobsen/AIR 3331
右:「ラジオによるサイコロ投げ」Random Numbers/Mogens Jacobsen/AIR 3331
プロフィール
モーゲンス・ヤコブセンは、コペンハーゲン(デンマーク)を拠点に活動しているメディア・アーティストです。ヤコブセンが作り出すメディア作品やインスタレーションは、彼の批判的な視点だけでなく、見るものにユーモアも感じさせます。ヤコブセンはデンマーク国内にとどまらずこれまでカールスルーエ・アート・アンド・メディア・センター(ドイツ)、FILEメディア・アート・フェスティバル(ブラジル)、アルス・エレクトロニカ(オーストリア)、NO + CH(中国)、イスタンブール・ビエンナーレ、そして第8回文化庁メディア芸術祭(2005)などデンマーク国外でも作品展示を行ってきました。
ヤコブセンは今まで様々な教育機関で教壇を取るなど勢力的に活動います。また、「Ubiquitous Computing, Complexity and Culture」(ラウトレッジ出版・2015)、「Re-Action](オールボー大学出版・2009)、「Get Real」(George Braziller出版・2005)をはじめとした書物の著者でもあります。
1992年にはデジタル現代アート団体Artnodeを設立しました。
ランダム ナンバーズ
レセプション&アーティストトーク:7月24日(金)18時~21時
成果発表展:7月25日(土)12時~19時
※オープンスタジオ&インスタレーション作品は現在進行中でご覧頂けます
会場/スタジオ:アーツ千代田3331、2階 209
入場無料
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3331 Arts Chiyoda レジデンス滞在中、デンマーク作家 モエンズ ヤコブセンは「ランダム ナンバーズ(無作為の数字)」「遊戯(ゲーム:例 おみくじ)」と「運(運気/運命)」の相互関係のプロジェクト作品を制作しています。
この作品は彼が影響を受けた、1955年にRAND Corporation より刊行された、「A Million Random Digits with 100,000 Normal Deviates」から成っている。
モエンズ ヤコブセンは20年以上に渡り、ネット関連アートとデジタルインスタレーションの作品制作に取り組んでいるが、コンピュータを使っての擬似的無作為な制作は行ってこなかった。この作品では、いくつかの視覚画像とある機械装置を使用して発表する。