パトリック・ロペス・ハイメス滞在期間:2025.11.04-2025.12.01 |

レジデンス・プラン
私は、動物の〈境界性〉と共存に関するリサーチを続けていきます。これまでにキーウェスト(アメリカ)、奈良・厳島・大久野島(日本)、ジャイプル(インド)、北戴河(中国)で行った調査に続くものです。
東京では、都市とカラスの関係に焦点を当てるとともに、日本とインドでここ数か月行ってきたリサーチ――鹿、日本猿、牛、兎との共存をテーマにしたもの――の検証と編集も行う予定です。
アーティスト・プロフィール
1) Culture & Animals Foundation、2023年
2) JME財団助成プログラム、2025年
3) 国立クリエイター制度助成、「Sistema Nacional de Creadores」(メキシコ芸術支援制度)、2023〜2026年
主な活動地域:プエブラ、メキシコ
使用メディウム:映像、写真
ローマ字表記:Patrick Lopez Jaimes
パトリック・ロペス・ハイメスの作品は「自然と文化」という曖昧な二種類の分野を補完的な視点から探求しています。ひとつは「動物という問題」(力、支配、そして共存)であり、もうひとつは「領域」(それがどのように読み取られ、変容していくか)である。制作方法は、写真を基軸に映像・テキスト・イラスト・画像編集・マッピング・デジタル構築、そして音といった多様な手法を取り入れている。彼の作品は、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アジア各地で展示・出版されています。