エマ・デ・フェリーチェ滞在期間:2025.09.03-2025.10.28 |

Image: Emma de Felice, BLOOP, short film 2025
レジデンス・プラン
『BLOOP』は、夜のヴェネツィアという異質で孤立した舞台を背景に展開される実験的ホラー映画プロジェクトです。このプロジェクトは、ドローイング、アナログ写真、映像を通して、視覚的かつ概念的な宇宙へと広がっていきます。ヴェネツィアと東京の空気感に共通点を見出しながら、『BLOOP』は日本のホラー漫画や、海の民間伝承――たとえば「海坊主」――そして日本のアヴァンギャルド映画を探求します。
本展では、投影映像、紙に描かれたオリジナル作品、アナログ写真が幾重にも重なる没入型の空間が展開され、都市の水辺と怪異の神話が交錯する、夢のようで不穏な体験を観客に呼び起こします。
アーティスト・プロフィール
1) 『THE HABITAT OF TOMORROW(明日の生息地)』、グループ映像アート展、ベヴィラクア・ラ・マーザ財団(ヴェネツィア)、2024年
2) 『MUTILATED TIME(切り取られた時間)』、グループ展、カーザ・デッリ・アルティスティ(ミラノ)、2023年
3) 『TAP TO UNLOCK YOUR MEMORY(タップして、あなたの記憶を呼び覚ませ)』、個展、スタジオ・ジャンコラ(ミラノ)、2022年
主な活動地域:ヴェネツィア、イタリア
使用メディウム:映像、写真、ドローイング
ローマ字表記:Emma de Felice
私の主な活動として、個人と集団の記憶、建築空間、そしてメディアとの複雑な関係性を探求しています。編集するプロジェクトや写真シリーズ、ドローイング、映像作品を通じ、人の体験や、私たちと建築環境との関わりを解き明かしていきます。日本のホラー映画にインスピレーションを受け、不安や緊張感を作品に織り込み、観る人が認識にできるよう挑戦します。分解やエラー(誤り)の中にある美的性に魅了され、不完全で見過ごされがちなものの中に美しさを見出しています。