ビンセント・ホワン滞在期間:2015.08.11-2015.10.23 |
上:"Black Swan" 2015
プロフィール
ビンセント・ホワンは台湾出身の環境問題に取り組む作家です。3331 レジデンス・プログラムには、第56回ヴェネチアビエンナーレ出展(水没・消え行く国「ツバル」問題を提起する作品を発表)直後に参加滞在します。
歴史/動物に焦点を当てたインスタレーションや、彫刻、絵画表現を用いての作品を制作。
特に、テクノロジー進歩と同時に歩んできた、我々人類の歴史(豊かに便利になる)と未来に警笛を鳴らし、深刻な地球上の環境問題を主題として作品を発表しています。
彼の発表する作品は世界中で注目され、自国である台湾においても第7回総統文化賞を受賞しています。
滞在中の計画
AIR 3331滞在中、彼は儒教の教義である「天神相関説」を基軸にエコアートプロジェクトを制作する。ここでは私たちが現代の資本主義とは違う、人間が自然と共存して生きることを表現。使用する作品の材料・方法として、和紙、二酸化炭素貯留、ツバルから持ち寄った材料で、日本の地球温暖化問題へ対する反応を題材としを作品を通して反映する予定。