キャシー・ローダンバック滞在期間:2011.11.29-2011.12.25 |
キャシー・ローダンバック
プロフィール
オーストラリア出身。フォトグラファー。Monash大学ファインアート修士課程卒業。オーストラリア国立大学美術学校写真学科講師。アナログとデジタル両方の手法を用い、歴史や記憶、場所、そしてそれらの関連性や現代における「記録」の手法・アプローチをテーマとする。室内といった限定された空間やランドスケープなどさまざまな場所を撮影の対象とし、映像作品も含め、これまでに数々の作品を制作。オーストラリア国立図書館のほか、Gold Coast Regional Gallery, Goulburn Regional Galleryなど多数のギャラリーが彼女の作品をコレクションしており、日本では奈良市コレクションに収蔵されている。オーストラリア、日本、ドイツなど国内外で積極的に作品を発表し、多くの賞やスカラシップを受賞。近年では「Look, Australian Contemporary Photography since 1980」(2010) に作品が掲載。レジデンスプログラムの参加経験も豊富で、日本で3年間の滞在・制作経験もある。
滞在プラン
ローダンバックは、東京を拠点に郊外や他県でのリサーチや撮影を行い、「記憶」と「場所」に付随する感覚や概念をテーマとした作品を制作し、「見えない境界線」をとらえようと試みます。滞在中に制作した作品は、レジデンス終了時に行う展覧会にて発表する予定です。