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参加アーティスト

サラー・ウォン&ピーター・ウィリアムズ

サラー・ウォン&ピーター・ウィリアムズ

滞在期間:2011.06.07-2011.07.06

サラー・ウォン&ピーター・ウィリアムズ

都市空間では日常生活、歴史、政治、経済、法の執行、公共空間、私的な空間、コンテキストが共存・衝突しています。さまざまな支配力が一般の人に影響を与えている一方で、一般の人によって都市空間は構築されているでしょうか? カナダ出身のメディアアーティストであるサラー・ウォンとピーター・ウィリアムズはこうした問題について、多様的な経験・意見を受け入れたいと考えています。空間やシステムが変化する瞬間は、言い換えれば「可能性がある瞬間」とも受け止められます。なにかが変化する瞬間に「なにを失ったのか?」「なにが発見されたのか?」ということに考えるべきだと、彼らは考えています。
今回の震災で大きな変化が起こっている日本。彼らはそのなかに滞在しながら、アーティストとして自分自身にこの質問を問いかけるとともに、東京に住む150人以上の人にインタビューを行いました。「なくしたものはありますか?」「見つかったものはありますか?」という簡単なインタビューを行い、参加者はその答えとして絵を描きました。
「Lost & Found in Tokyo」展では彼らの滞在期間中の成果発表として、150名以上もの「なくなったもの」「見つかったもの」が展示されました。

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