アーティスト・イン・レジデンスプログラム「AIR 3331」継続のご案内と利用者募集のお知らせ
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参加アーティスト

サンヒ・イム

サンヒ・イム

滞在期間:2018.09.20-2018.09.30

サンヒ・イム

ローマ字表記:Sanghee Lim

レジデンス・プラン
2016年10月に実施した「日韓クリエーター交流プロジェクト」を通じて、交流を現在も続けています。「日韓クリエーター交流プロジェクト」の継続的な活動としてAIR 3331での滞在、活動を予定しておりアーティストとしての活動を強化していきたいです。今回の共感リレーレジデンスでは、「REBIRTH」という共通テーマを持ってそれぞれの意味を探していく予定です。私は過去の自分、今の自分、これからの自分の存在について「変身(metamorphosis)」というキーワードで表現をする予定です。

(ストーリー)髪の毛の隙間から何か生えてきた。夜の空虚なる湖からあるものが現れたようだった。頭から生えてきたのをもぎ取って食べてみた。頭の傷が治る間もなく、また腕から生えてきた。またもぎ取って食べることを繰り返したあげくにやめてしまった。耳から生え出した存在は体を覆って結局自分を飲み込み、その存在がやがって「私」になった。

アーティスト・プロフィール
(1) 2017年、ソウル、グループ展<Faber Castle Projet>
(2) 2017年、ソウル、グループ展<Young Artist of 2018>
(3) 2018年、ソウル、グループ展<Korea-Japan Creator Exchange Project>

主な活動地域:韓国、ソウル
使用メディア:アクリル

私の作品は、その町のコミュニティのために都市にある忘れ去れた町や、町に住む人々の後悔、怒りや愛までといった感情などを表現している。彼らの空間は生活空間というよりかは、どこにでもある村のように規格化されており、横の関係しか存在していない。理想の社会を実現するために村が人々を取り囲むことに価値があると考えられている。この一連の作品を私は'Real view'(眞景)と読んでいる。'Real view'は現在、絵画や社会的問題の研究を通して発展しており、新しい風として世界に吹きわたらせたい。私のつくる全ての作品の目標は、混沌とした現代社会に新しさと古さが調和をした世界を表現することである。

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2016年、2017年に実施した「日韓クリエーター交流プロジェクト」に韓国若手アーティスト達が参加し、地方と都会、伝統と最先端、自然保護と開発などを話題に今を生きる人々と文化、芸術の役割について学び、交流活動を実践。2016年より交流しているアーツ千代田3331にて地域とアートがつながる新しい交流を実践するため2018年9月、10月と7名の韓国アーティストがリレーレジデンスを実践。各自の芸術活動は勿論、現地交流や視察も行う予定。リレーレジデンスが終了した後、今回の活動発表ともなる展示会を2019年に韓国で予定している。
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*本レジデンスへの滞在はインペインターグローバルの助成により実現された

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