くらい (AK)滞在期間:2018.06.14-2018.07.11 |
英語字表記:Kurai (AK)
レジデンス・プラン
AIR 3331滞在中、主に異なる2つの写真プロジェクトを行いたいと考えている。私のキャリアの中で、私に影響を与えた写真家は、ロバート・フランクである。さらに、彼の作品の中で最も私に影響を与えたものとして "The Americans."があげられる。フランクはこの作品 をアメリカへの移住後に撮影し、文化へと溶け込み始めた。私はこのことより、私自身もゆっくりと日本と日本の文化へと馴染んでいけると信じている。そして、日本を捉え、表現してみたいと考えている。ストリート写真が私にとって日本と、日本の文化を表現する中心的なメディウムとなる。感情操作や、意味操作の無いシンプルなイメージとして。ストリート写真に取り組む一方で、よりファインアートの形式に則ってコンセプチュアルな写真として日本のポップカルチャーと伝統を表現することを考えている。全体として、この二つのプロジェクトは一ヶ月の中で同時に行われる。両方のプロジェクトでアーティストとして、また写真家としての自らに影響を与える日本を国として表現することを目指す。
アーティストプロフィール
1)2017-2018、Korea International School、通年の写真学科受講
2)2018、アーツ千代田 3331・ 3331Art Fair 2018、Gallery Irritumブースにて展示
主な活動地域:韓国(ソウル)、日本(東京)、アメリカ(ニューヨーク)
使用メディア:写真(フィルム&デジタルメディア)
マンハッタンで生まれ育ったAK(アーティスト名:くらい)は、美術史家の父親の影響で、幼い頃よりアートに親しんで来た。現在、ビジュアルアートに興味のある高校生として、AKはストリート写真撮影に専念する新進気鋭の写真家であり、コミュニティのアウトサイダーとしての視点から人々の生活を捉えている。彼の以前の作品は主にストリート写真に焦点を当て、見知らぬ人の人生を捉えていたが、AKはAIR 3331のプログラム参加中にコンセプチュアルな写真の創作にも取り組んでいきたいと考えている。