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参加アーティスト

エロディ・シルヴァスティン

エロディ・シルヴァスティン

滞在期間:2012.04.01-2012.04.30

エロディ・シルヴァスティン

プロフィール
物語、映像、タブローなどさまざまな手法をミックスし、ミニチュアの世界や、その幻想的なインスタレーション作品を通して、パーソナルな物語を構築するエロディ・シルヴァスティン。口承文化、幼少期の幻想、精神分析学に影響を受け、幼少期から成人期の成長過程で生じる葛藤や、ポストモダン社会の裏に潜む暴力に焦点をおく。

現在は、フランスのモンペリエ第3大学で学外美術研究修士課程に在籍し、「幼少期」という概念が、近代社会からポストモダン社会にかけて、どのように歴史的、社会的に発展してきたかを研究対象とする。


プロジェクト
以前に制作した作品「Memorium #2」の連作となる「Memorium #3」は、西洋社会で起こる家庭内暴力による死をテーマとしたプロジェクトです。「Memorium #2」では、シドニーのカンパダウン墓地で追悼式のパフォーマンスを行ない、土でつくられた薔薇の彫刻を設置しました。シルヴァスティンは、暴力によってもたらされた死に対する喪失感や人間性、社会的責任といった問題を、儀式のステージ化やゆっくりと朽ちていくオブジェを通して静かな眼差しで見つめます。

不完全なかたちに宿る美や、精神性と自然の密接な関係に強い興味を持ち、また「はかなさ」という概念をより深く追求するため、日本での滞在制作を希望していたシルヴァスティン。丁度桜の季節と重なるレジデンス期間では、日本における自然と精神文化との独特な関係や、「はかなさの美学」に付随するメランコリズムを中心にリサーチを行ないます。
抗えないものに対して私たちはどう向き合っていくのか - レジデンスの最後には、パフォーマンスを通してその問いを投げかける予定です。

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