アーティスト・イン・レジデンスプログラム「AIR 3331」継続のご案内と利用者募集のお知らせ
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参加アーティスト

ヒュンジュン・イ

ヒュンジュン・イ

滞在期間:2018.09.01-2018.09.20

ヒュンジュン・イ

ローマ字表記:Hyun Jun Lee

レジデンス・プラン
2016年10月に実施した「日韓クリエーター交流プロジェクト」を通じて、交流を現在も続けています。「日韓クリエーター交流プロジェクト」の継続的な活動としてAIR 3331での滞在、活動を予定しており、アーティストとしての活動を強化していきたいです。今回の共感リレーレジデンスでは、「REBIRTH」という共通テーマを持ってそれぞれの意味を探していく予定です。  

私は「記憶」というキーワードで活動を行う予定です。

(ストーリー)2018年ソウル、私の思い出は徐々に消えている。
自分が子供時代に暮らしていた街は荒涼たる都会の団地となり、父と一緒に通っていた路地の食堂は高層ビルに変わった。
再生という名分によって人々の思い出は踏みにじまれ、まるごと消えてゆく。今ソウルで起こっていることである。
私は消えつつある街の記憶と話を呼び戻して、都市開発で消えてしまった都市の裏面を蘇らせようとする。

アーティスト・プロフィール
⑴ 2017年、ソウル、個展 (HYUN JUN LEE x MCM KUNST PROJECT)
⑵ 2018年、ソウル、Adidas (Artistic Conversation about Grid)
⑶ 2018年、ソウル、[NEDxPO] (Placemaking Alternatives in the Netherlands)

主な活動地域:韓国、ソウル
主な使用メディア:写真

私は暗い都市の通路を歩くことで作品の制作を行う。狭い通路やその中に佇む人々を撮影する。昼間には見えない都市の隠れた側面を明らかにし、不必要な装飾を削ぎ落とす。オブジェクトはシンプルな外観に還元されるので、写真の中では少し孤独に見えるが、決して暖かさを失うことはない。なぜなら、写真にはアーティストとしての眼差しの暖かさと、人々に対する愛情が含まれているからである。

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2016年、2017年に実施した「日韓クリエーター交流プロジェクト」に韓国若手アーティスト達が参加し、地方と都会、伝統と最先端、自然保護と開発などを話題に今を生きる人々と文化、芸術の役割について学び、交流活動を実践。2016年より交流しているアーツ千代田3331にて地域とアートがつながる新しい交流を実践するため2018年9月、10月と7名の韓国アーティストがリレーレジデンスを実践。各自の芸術活動は勿論、現地交流や視察も行う予定。リレーレジデンスが終了した後、今回の活動発表ともなる展示会を2019年に韓国で予定している。
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*本レジデンスへの滞在はインペインターグローバルの助成により実現された

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